さてさて、前回はぬるま湯のような展開に終始したこのコーナー、主宰と副座長の生ぬるい、それでいて人殺しの様な視線に危機感を抱いた二人が、当初の予定通り2階から目薬を敢行してきたとのこと。
早速レポートを見てみよう。
どうも~♪俺がちょーごーきん一のメガネ、渋谷和喜だyo!!
しっと!俺がちょーごーきん一のキリン、井上博喜zura!!
今日こそ俺らの生き様、てめえらに見せつけてやるdabe!!
ここから目薬を垂らし、したのやつが目でキャッチ!
井上『なんかちょろいんじゃねえ?』
渋谷『なんか高いんじゃねえ?』
うん。多分痛いんじゃねえ?
井上『いくよ~♪』
ポチョン
井上『ざ~んねん、惜しかったね♪』
渋谷『うん、惜しかったのもあるけどね、ほっぺにあたった時痛かったんだけど、ほんとに大丈夫かな?』
井上『もういっちょ!』
彼らのレポートによると、当日は風があり、そうそう簡単には成功するはずもなく、結構失敗したらしい。
目薬でベチョベチョになった渋谷を見たかったのだが、気温が高く、すぐに乾いてしまったとのこと。
だがそんなことより、渋谷はすぐにこの企画の恐怖をさとり、心のうちで震えていたという。
そして……
井上『あちょうっ!』
びたん!
渋谷『いたたたたっ』
そりゃいてえだろ。だって目にじかだもの。
井上『やったね、渋谷くん♪』
渋谷『やったねじゃねえよ!ちょーいてえぞ?これ。』
井上『おおげさだなぁ。』
渋谷『ふざけんなよキリン野郎。てめえは目薬垂らしてただけだろうが!俺の痛みがわかるわけねえだろ!』
井上『あん?上等だ渋柿野郎。かわってやっからとっとと上にいけ。』
急にみにくくもめ始める期待の若手二人。
渋谷『いくぞコラァ~。』
井上『こいやコォラァ~。』
ポチョン。
井上『うん?結構痛いね、渋谷くん。』
ポチョン。
井上『あぶねっ!し、渋谷くん?これ、危なくない?』
ポチョン。
井上『渋谷くん?』
渋谷『バルスっ!』
井上『目ぇがぁぁぁ~!』
企画の意図はどうなったんだ?ムスカ。
きゅうになんだこの写真は?
『そんな訳で、おれたちまた仲良くなったんで、もう大丈夫ですから。』
てめえっ!なんの話だ!
『やっぱ同じ痛みを知る、ってのは、男の友情深めるのに一番ききますから。』
おい。
『2階から目薬をさしたら、男の友情が深まった。ってことで。
そんな訳で、これからも二人でぶっこんでくんで、よろしく。』
かあさん、おれ、小指の一本位ならつめるんでなんとかしてください。